子供の習い事の悩み・・・やめ時っていつ?

10.252015

この記事は3分で読めます

ピアノ、スイミング、ダンス。
空手、野球、サッカー。

子供の習い事は実にさまざま。

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趣味の多様化により、
子供の習い事も今やいろんな種類があります。


だけど、
困ってしまうのがその「習い事のやめ時」です。


勉強関係の習い事は、
ひとまず受験が終わるまでは続けさせようと思いますが、
趣味の習い事となると
いつまで続けさせるかのやめ時を見極めるのが難しいですよね。


今回は、
【子供の習い事のやめ時】についてどう判断すべきか、
一児の母兼ピアノ講師である私の意見をお伝えします。

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判断ポイント1 子供のヤル気


子供の習い事のやめ時の判断となるのは
『子供のやる気』
これが一番の肝になると思います。

子供自身にその習い事に対するヤル気があるかどうかです。
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長く続けている習い事だと、
その環境や先生に慣れてしまい練習やトレーニングもナアナアになりがちです。

子供にヤル気があるけどちょっとサボっているだけなのか、
もう興味を無くしてしまったのか…やめ時の判断が難しいと思います。

そんな時は
子供さんにこう聞いてみてください。


「最近○○の練習してないけど、
もう嫌になったなら今度先生に会った時に『辞めます』って言おうか?」



ここでのポイントは、
あくまで冷製に、感情的にならないこと。



ヤル気があるなら子供は必死に止めてきます。


逆に
ヤル気を無くしていたら、
同意するか、
もしくはなんで練習しなかったのかの不満などを訴えてくると思います。


子供が習い事のヤル気を無くしていたら今がやめ時です。


子供がヤル気のない習い事を、
親が無理矢理続けさせるのはあまりオススメしません。

習い事の技術は上達しますが、
その習い事を嫌いになる傾向にあります。

(実際に私の生徒にも、
お母さんが辞めるなって言うからやってるだけ、
練習しないとお母さんが怒るからやってるだけ、
ピアノは弾けるけど別に楽しくない、
というクールな小学生がいました)


これでは本末転倒な気がします。

習い事は楽しんでやることが大前提ではないでしょうか。

親のためにやっているのではないのです。
少し嫌になった、
ではなく『本人のヤル気がないのに続けている』状態なら、
やめ時は正しく、すぐ辞めてもいいと私は思います。



判断ポイント2 上達度の確認



子供の習い事で親が気になるポイントが
『うちの子供は、才能があるかないか』だと思います。


子供の教育費も無限にあるわけではないので、
可能性を広げるには色々なことをさせてあげたいですよね。


そのため、
見切りをつけるためのやめ時も考えなくてはなりません。

私が考えるやめ時の判断ポイントは
『人並みに練習しているのに、極端に苦手かどうか』です。


子供には無限の可能性があると言いますが、
子供も一人の人間ですので向き不向きがあります。

きちんと練習しているのにどうも苦手・・・
いつまでたっても上達しそうにない・・・
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という様子であれば、習い事のやめ時かもしれません。
(もちろん、子供が楽しくやっているなら尊重してあげましょう)


あなたが下手だからやめさせるの、
なんて言い方はしないで

「今度、こんな習い事の体験に行ってみない?」

と違う習い事への関心をひいてやめさせると、
子供は傷つきにくいです。

逆に、
少しずつでも上達しているなら『まだやめ時ではない』と言えます。
子供の様子をよく観察しましょう。


判断ポイント3 進路と相談



子供の中学受験を考えている家庭は、
習い事のやめ時について敏感です。

私の生徒にも、
「中学受験させるので塾一本にしぼります」
と辞めていくパターンが多いです。


お気持ち、分かります。

習い事を大成させてその道のプロになるよりも、
地道に勉強してそれなりの大学に行って・・・
という人生の方が堅実ですよね。


ですので、
子供の人生を考えて『勉強が忙しくなってきたらやめ時』
というのは間違いないと思います。


が!

ここでお伝えしたいのが
『やめてしまうか、お休みするか』を子供に聞いてみて欲しいのです。


例えば、
せっかく楽しく習い事をしていたのに親に

「来年5年生だから、習い事は辞めて塾に入りなさい」

と言われたら、どうでしょうか?

おそらく子供も自分の人生を考えて
「はい」と言うでしょうが
、内心つまらないかもしれません。


「来年から5年生で塾に行くけど、習い事はどうする?」

と聞いてみてください。


平行してやりたいと言うなら、
その大変さを伝えて約束ごとを作る。

良いタイミングだしやめたい、
と言ったら受け入れる。
辞めたくなさそうなら、
お休みにしてもらって落ち着いたら復帰することにする。


いくらでもやりようがあります。
『受験は戦争だから辞める』
とは安易に考えないで欲しい
と思います。



まとめ


子供の習い事のやめ時について、
参考になりましたでしょうか。

本文でも言いましたが、
子供の習い事のやめ時は、
『子供のヤル気があるかどうか』が判断に大きく関わります。


子供がどんな気持ちで習い事をしているか敏感に察知してあげましょう。
それが『子供の習い事のやめ時』を決める大きな材料になります。

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