女の子が初めて生理を迎える年齢は、
年々低下しています。
私が子供だったうん十年前は中学生で初潮、
という印象がありました。
しかし、
今や小学生で生理が始まるのは当たり前。
早い子だと小学3年生ぐらいということも・・・・
しかし、小学生で生理が始まっても、
いきなり大人のように毎月毎月決まった周期で
おとずれる訳ではありません。
小学生で「生理不順なのかな?」と悩むのは早いかもしれません。
ですが、
さすがに4~5ヶ月期間があくと心配になってきますよね。
今回は、
小学生の生理不順とはいつからか
調べてまいりました。
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生理不順の定義
一般的に、一度生理があった女性が
3ヶ月以上生理が来ない状態を無月経、
生理周期が40日を越えることを稀発月経、
逆に生理が1ヶ月に2回以上くることを頻発月経といいます。
この3つ全て生理不順です。
小学生に多い生理不順は無月経、稀発月経です。
小学生の生理不順
生理が始まりたての小学生は、
まだ生理の周期が安定していません。
初潮を迎えてから約1年は排卵をしていないとも言われますし、
ホルモンの働きもあって生理周期が安定しないのが普通
と言えます。
とくに初潮の年齢が若いほどその傾向にあります。
初潮がきてから
2~3年は生理不順でも特別気にする必要はないでしょう。
もしどうしても心配であれば、
生理が半年あいた時に一度婦人科に見せてみましょう。
大人の女性の生理周期は約28~35日ですが、
小学生が始まってからきっかり同じ周期で生理がくる、
というのはむしろ稀です。
では、
一体どれだけ生理不順だと受診するべきなのでしょうか。
小学生の生理不順。受診のポイントは3つ
小学生の生理不順で、病院を受診したほうが良い
ポイントは3つです。
①出血が2週間以上ダラダラ続く
②生理痛が起き上がれないほど酷い
③生理の時の出血が多い
小学生の場合、無月経や稀発月経よりも
頻発月経を受診の目安にすることがポイントです。
頻発月経ももちろん生理不順です。
以上の3つの症状が子供に現れた場合は
一度婦人科を受診してみましょう。
他の病気が隠れているかもしれません。
小学生の子供が生理不順になったら
ご説明した通り、小学生の生理では
稀発月経はそこまで心配する必要はありません。
頻発月経になった場合は、
子供の体調を整えてやることが大切になってきます。
現代の小学生は、
私たちが小学生だった頃と環境が大きく違います。
一番はスマートフォン、SNSなどを利用して
学校以外でも連絡を取るようになったことです。
返事が遅いだけで仲間はずれにされたり、
そもそもスマートフォンを持っていない(親と兼用もしてない)
状態であるだけでいじめられてしまうこともあるそうです。
こういった背景から、現代の小学生は
常に見えないストレスを抱えていると言われます。
ストレスは直に生理不順の引き金になってしまいます。
難しいことではありますが、小学生の子供の立場に立って、
できるだけストレスの少ない生活にしてあげられれば
生理不順を防ぐことができるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
小学生の生理間隔があいてしまう、
無月経や稀発月経はそれほど問題がないことが分かりましたね。
頻発月経がむしろ心配です。
出血が多かったり長く続くと
貧血になってしまうこともあるので、
子供の様子をよく見てあげましょう!
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