生後4ヶ月の赤ちゃんのミルクの目安量を見ると、
200mlを1日5回、計1000mlと書いてありますよね。
でも、4ヶ月になったのに、
うちの赤ちゃんはこんなにミルクを飲まない、
ミルクの量が少ないかも…。
と、毎日赤ちゃんが飲むミルクの量に、
頭を悩ませているお母さんがいらっしゃるかもしれません。
赤ちゃんはいつだって、
マニュアル通りにいかないのがむしろ普通です。
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そこで、第一子をミルクで育てた私が、
生後4ヶ月頃の赤ちゃんのミルクの量が少ないことについて
お話させていただきたいと思います。
生後4ヶ月頃の赤ちゃんのミルクをを飲む量が少ないと
心配のお母さん、是非参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんには飲む量にも個人差があります
まずは、自分が赤ちゃんをミルクで育てた時のことをお話しますね。
結果から言うと、私の赤ちゃんは、
結局最後まで1日合計1000ml飲んだことがありませんでした。
だけど、
むしろ大きめで、病気も少なく元気に育っています。
生後4ヶ月の頃には、赤ちゃんのミルクの量は、
1回180ml前後を1日5回、合計で800ml前後飲んでいました。
目安の1000mlより結構少ないですね。
でも、この量は、生後3ヶ月を過ぎたころから、
離乳食が始まるまで、
ずっと変わりがありませんでした。
私の赤ちゃんにとっては、
この量と回数が適量だったのでしょうね。
生後4ヶ月頃の赤ちゃんは、遊びのみが始まる時期です
生まれたばかりの赤ちゃんは、
生きる本能のままに、ミルクでも母乳でも、
あげればあげるだけ、あるいは疲れるまで
飲んでくれることが多いです。
しかし、
赤ちゃんはいつまでもひたすら飲んでくれるわけではありません。
赤ちゃんは生後3~4ヶ月頃から満腹中枢が発達し、
また、首も座り、周囲も良く見えるようになり、
あらゆるものに興味を持つようになります。
すると、
ミルクを飲むより他の事をしたいと思ったり、
ちょっとお腹がいっぱいになると「もう、いいや」
と思ったりするようになります。
これが、遊び飲みの始まりです。
なので、生後4ヶ月頃の赤ちゃんは、
以前よりミルクの量が少ないことが、
割と起こりうることなのです。
極端に減ったわけではなく、
赤ちゃんの体重もそれなりに増えて元気ならば、
まず心配はありません。
赤ちゃんの授乳リズムにも個性があります
赤ちゃんの遊び飲みについて、説明しましたが、
もちろん、ミルク大好き、おっぱい大好き、
後には食べるのが大好きという、
食をこよなく愛する赤ちゃんもいます。
その場合は、遊び飲みや遊び食べをしないまま
大きくなることもあります。
そして、
赤ちゃんにもミルクを飲むペースに個人差があります。
生後4ヶ月頃は、授乳リズムが整ってくる頃ではありますが、
赤ちゃんのミルクの量が減った、少ないと思う場合は、
少し与え方を変えてみるのも1つの手です。
例えば、
1回のミルクの量が少ないのに、すぐ泣く場合は、
まだ胃が小さくて、チョコチョコと飲みたい赤ちゃんなのかもしれません。
基本的に、ミルクの場合は赤ちゃんの胃腸の負担を考えて、
3時間以上開けた授乳が推奨されていますが、
胃が小さく、だけどたくさん飲みたい赤ちゃんは、また別になります。
赤ちゃんの体調やウンチの形状を見ながら、
少量を何回も飲ませるのも、1つの手段です。
便秘がちな赤ちゃんの場合は、
改善策として、オリゴ糖をミルクに少し混ぜてあげると
腸内環境が改善するので、快便になりやすいです。
また、
腸内環境を整えることは、
アレルギーやアトピーにも効果があると言われているので、
オリゴ糖は赤ちゃんの健康面から見てもおすすめですよ。
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また、すごくお腹が減らないと、
たくさん飲んでくれない場合もあります。
4ヶ月頃の赤ちゃんのミルクの量は、200ml×5回とありますが、
赤ちゃんによっては、250mlを4回が適していることもあります。
なので、赤ちゃんの様子を見ながら
量と回数を調節するのも、1つの手段です、
たくさん飲む赤ちゃんもいるから、大きい哺乳瓶も存在しているのです。
授乳の時間だけど、欲しがる様子がなく、
与えてもあまり飲まない時は、
赤ちゃんが「お腹が空いた」と感じるまで、
少し待ってみるのも良いでしょう。
ミルク育児、周囲は色々言うけれど
ミルク育児って、大変なことも多いですよね。
生後4ヶ月頃の赤ちゃんは、
ミルクをこれだけ飲ませるべきだとか、
ミルクの量が少ないと赤ちゃんの発達が心配だとか、
3時間開けないと、赤ちゃんに負担だとか、
ミルクの飲み過ぎは肥満の原因になりうるだとか、
周囲は色々と言ってくると思います。
私も、第一子の時は、
「3時間開けなくちゃ!」と、
お腹が減って号泣する赤ちゃんをひたすら抱っこして、
時計とにらめっこしていたものです。
だけど、
赤ちゃんって案外自分で自分の栄養のことがわかっています。
重大な病気が隠れていない限り、
飲まない、食べない、増えない、と言いつつ、
それなりに元気に育っていくことが殆どです。
なので、赤ちゃんのミルクの量が少ないと心配かもしれませんが、
赤ちゃんが概ねご機嫌ならば、
少し赤ちゃんのペースに任せてみても大丈夫です。
少し肩の力を抜いて、赤ちゃんとゆっくり過ごしてくださいね
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