赤ちゃんは成長の過程で指しゃぶりをする時期がありますが、
歯並びなどを心配して、
「赤ちゃんの指しゃぶりは、やめさせる方が良いのかな?」
と思うお母さんもいらっしゃると思います。
赤ちゃんの指しゃぶりの多くは自然に消滅していく動作です。
なので、小さいうちはあまり心配しなくても大丈夫です。
しかし、中には
赤ちゃんの指しゃぶりをやめさせた方が良い場合もあります。
私の娘は、生後2か月頃から指しゃぶりが始まり、
気が付いたら指しゃぶりをしながら眠るようになっていました。
そして、2歳で指しゃぶりをやめさせることに成功しました。
その経験を踏まえて、
赤ちゃんの指しゃぶりについて、
赤ちゃんの指しゃぶりをやめさせた方が良い場合
についてお話したいと思います。
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赤ちゃんの指しゃぶり、1歳半健診までは心配せずに見守りましょう
赤ちゃんには個性があります。
指しゃぶりをする赤ちゃんもいれば、しない赤ちゃんもいます。
赤ちゃんの発達過程として、生後2~3か月ごろ、
ハンドリガードという動作が見られるようになります。
これは、赤ちゃんが自分の手を発見して、
自分の体だと認識する為の通過点で、
この時期に、拳しゃぶりや指しゃぶりを始める赤ちゃんも多いです。
自分を確認する大切な赤ちゃんのお仕事なので、
何一つ心配することなく、「また1つ成長した」と見守ってあげましょう。
その後、指しゃぶりを気に入り、
頻繁にする赤ちゃんもいます。
多くは、寝返りやお座り、ハイハイなど、
赤ちゃんが自分の手を使う機会が増えるにつれ、頻度が減る事も多いですが、
暇があれば赤ちゃんが指しゃぶりをしていたとしても、
まだ、やめさせる必要はありません。
1歳半健診までは、赤ちゃんの指しゃぶりは無理にやめさせる事なく、
赤ちゃんの好きにさせてあげましょう。
赤ちゃんの指しゃぶり、やめさせる方が良い場合
赤ちゃんの指しゃぶりにも個性があります。
指を舐めているだけの赤ちゃんもいれば、
きつく指を吸っている赤ちゃんもいます。
好みの指も、それぞれです。
歯並びに影響するほどの赤ちゃんの指しゃぶりは、
かなり吸い付きが強い場合です。
赤ちゃんが頻繁に、特に寝ている時間も
強く指しゃぶりをしている場合、
1歳半健診で行われる歯科検診で、
歯並びについで指摘されると思います。
その場合は、
赤ちゃんの指しゃぶりをやめさせる方が良いという話になるでしょう。
1歳半健診では、特に歯並びについて問題がなかったとしても、
赤ちゃんの指しゃぶりを外す時に、「ポンッ!」と音がするような、
吸い付きの強い指しゃぶりをしている場合は、
定期的に歯医者で歯並びに影響がないか診てもらい、
場合によっては、赤ちゃんの指しゃぶりをやめさせると決めても良いでしょう。
インターネットでは、3歳までは大丈夫、という意見もありますし、
大多数の赤ちゃんはそうなのですが、
自分の赤ちゃんの指しゃぶりが、
その大多数に入るかどうかはわかりません。
赤ちゃんの指しゃぶりをやめさせる方法
私が行った、
赤ちゃんの指しゃぶりをやめさせる方法を紹介致します。
娘が赤ちゃんの頃は、昼も夜も指しゃぶりをしていましたが、
1歳を過ぎたころには、日中の指しゃぶりは殆どしなくなっていました。
ただし、寝る時は100%指しゃぶりをしていました。
眠りが浅くなると、眠りながら無意識に指しゃぶりもしていました。
赤ちゃんにとって、指しゃぶりは、寝ることと同等になっていたのです。
歯並びを気にした私は、赤ちゃんが眠りに落ちると、
指しゃぶりを外していました。
外すとき、チュポッと音が出ていました。
吸い付きが強かったのです。
その為、2歳になったら赤ちゃんの指しゃぶりをやめさせると決意。
言葉が早かったので、
「ずっと指しゃぶりをして寝ていると、お口が曲がっちゃうんだよ。
2歳になったら、指しゃぶりなしで、ねんねしようね」
と、2歳の誕生日の1週間前位から言い聞かせを始めました。
そして、娘が2歳になったその日から、
眠りに落ちるまでは、ずっと手を繋ぎ続けたのです。
1週間ほどは大変でした。
指しゃぶりなしでは眠り方がわからなくなり、
寝かしつけに1時間以上かかるようになりました。
眠りが浅くなるとそのまま起きてしまうことも増え、
日中の機嫌が悪い時間が増えました。
でも、それも10日間程度の事です。
やがて、指しゃぶりなしですんなり眠れるようになりました。
赤ちゃんの指しゃぶりをやめさせることに成功したのです。
これは、私のやり方です。
言い聞かせが有効な赤ちゃんの指しゃぶりをやめさせるのに向いています。
とことん、心に寄り添い、向き合うことがポイントです。
他には、起きている時は手を使う遊びに誘う、
指に苦い薬を塗る、
絆創膏を貼る
等という方法もあります。
基本は、赤ちゃんの指しゃぶりをやめさせると決めたら、
赤ちゃんの気持ちに寄り添って、決して叱らず、
励まして乗り越える事が大切です。
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