読書感想文の書き方って小学生低学年でもわかるの!?

06.112016

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やってきました夏休み。


我が家の娘の小学校では、
小学1年生の時は希望者のみだった読書感想文が、
小学2年生では必須の宿題となりました。


読書感想文って、すごく難しいですよね。


「学校で読書感想文の書き方って教えてくれるの?」
と小学生低学年の娘に聞いたところ、首を横に振られてしまいました。


どうやら宿題のプリントと一緒に渡された、
「読書感想文の書き方」というA4サイズ1枚の紙を読めということのようです。


うっそ~ん!小学校、親に丸投げ?!(;゚Д゚)


さて、私はこの後一体どうしたでしょう?

その時の経緯を踏まえつつ、
読書感想文の書き方を小学生低学年にどう教えるのかという問題
について、ちょっと語ってみたいと思います。

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読書感想文の書き方の前に、まずは本選び


小学生の子供が夏休みに入る時に、学校から推定図書のチラシをもらいます。

推薦図書のチラシを貰うと、自分の小学生時代を思い出し懐かしくなりますよね。

私の娘は割と本が好きな方なので、夏休みの読書感想文用も含めて、
夏休み用に本を2冊買ってあげることにしました。


1冊は娘が選び、もう1冊は私が選びます。


娘は推薦図書の中の「かあさんのしっぽっぽ」という本を、
私は娘が共感しやすそうな小学生の女の子が主人公の、
「とびばこバーン」という本を選びました。


読書感想文を書く前提での本選びは、
ただ楽しむためだけに選ぶ本とはちょっと角度が違います。

もちろん、楽しく読める本というのが大前提ですが、
その後に読書感想文が控えているのです。

なので、読書感想文の本選びのポイントとしては、

★内容がまとめやすい

★子供が内容を振り返りやすい

★長過ぎない本


この3つのポイントを踏まえてを選ぶことが大切です。


小学生低学年の場合、読書感想文の書き方以前に、
しっかりと本を読んで内容を理解できるかどうかという問題があるのです。


読書感想文とは何かを説明して子供に好きに書かせた結果


元々本が好きな娘は、買い与えた2冊の本を
あっさりと読み切ってしまいました。

どちらの本を読書感想文に選ぶかを決めるために、
どちらの本も3回くらい読み返し、
そして娘が決めた本は「とびばこバーン」。


読書感想文の宿題をする前に、
とりあえず小学校から配布された読書感想文の書き方のプリントを、
娘と二人で読むことにしました。


こう言っては身も蓋もありませんが、大したことは書かれていませんでした。

どこにタイトルを書くのか、名前を書くのかが図で説明されていて、
それ以外に書かれていたことは、

・しっかり読んで内容を理解しよう

・主人公の気持ちになって考えよう

・あなたが感じたことを書いてみよう


と、この程度。

娘に「大丈夫?読書感想文の書き方わかる?」と聞いてみたのですが、
「大丈夫」と言うので、娘に任せて書かせてみることに。


娘は小一時間程度で原稿用紙2枚の感想文を仕上げました。

それを読んでみると…。

これって、完全にあらすじ~!!(; ・`д・´)

しかも最初から最後まであらすじで、感想が一言もない!

更に、最初の方でたくさん使ってしまったから、
物語の盛り上がりである終盤が僅か6行程度になってる…。


小学生低学年の読書感想文なんて、こんなもんですよね…。

うちの娘は成績は中と上の間かなといった感じです。

初めての読書感想文で、原稿用紙2枚をしっかり埋めたことは、
褒めても良い…ですよね?


とりあえず、小学校の授業で読書感想文の書き方について、
一切教えてもらっていないという話だったので、
特に訂正せず、そのまま提出させることにしました。


その後、読書感想文が戻ってきましたが、
原稿用紙の最後に「感想を書きましょう」と
先生から一言メッセージが残されていました・・・

そりゃそうだ(-_-;)


読書感想文の書き方、小学生低学年にどう教える?


我が家のとほほな読書感想文にまつわる話、
いかがでしたでしょうか。


やはり、親が読書感想文の書き方について、
ある程度子供にしっかり教えなければ、
小学生低学年の場合「読書感想文」としての文章は難しいようです。

では、どのように教えたら良いのでしょう。

今年も読書感想文の宿題が絶対にあるので、
書き方について調べてみました。

★親も一緒に本を読み、内容について子供と話し合う

★なぜこの本を読書感想文用に選んだのか、理由を書く

★子供が一番「面白い」と思ったことについて、
 一緒に掘り下げて箇条書きで書かせてみる

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小学生低学年に読書感想文はかなり高度なこと。

親が手取り足取りバックアップしてあげないと、
我が家のような悲惨な結果になります。


一緒に本の内容について話し合い、

子供がどう感じたのかを聞き出し、

それを子供にメモさせ、

最後は親子で一緒にどのように文章にまとめるのかまで話し合ってから、

横で助けながら子供に読書感想文を書かせる。


これくらいが丁度良いみたいですね。


「それって子供の作品というより、親の読書感想文じゃないの?」

と思うかもしれませんが、
夏休み、親子で読書感想文を作成することで、国語力が育つ、
そのための宿題だと考えてみてはどうかなと思います。


親業って、何かと大変ですよね…。

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