お子さんがのどを痛がった場合、
大半のケースでウイルスや細菌感染の可能性が高く
喉に炎症を起こしている状態です。
その中でも溶連菌による感染症は、
のどが痛む特徴をもっているので子供ののどの痛みは注意が必要です。
のどが痛んだり、発熱や発疹が出て来たら
溶連菌に罹った可能性が大です。
「溶連菌という名前は聞いたことがあるけど特徴がよく分からない」
というママさん方、多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
溶連菌の特徴である発疹や発症期間
などについて調べてみました。
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子供に多く見られる溶連菌とは?
溶連菌の正式名称は「溶血性連鎖球菌」と呼ばれる細菌で、
主にのどに感染、小さな赤い発疹が現れるのが特徴です。
冬だけでなく、春や初夏にも多く比較的1年を通して発生します。
夏にまで発症するなんて、少々厄介ですよね。
溶連菌の発疹そして期間は?
溶連菌の症状としては、発熱・のどの痛み・発疹です。
潜伏期間は2~5日程で突然発熱が表れます。
発熱は38~39℃まであがります。
発疹は小さく赤いぶつぶつしたものが手足や体そして舌に現れます。
(舌にぶつぶつが現れることをイチゴ舌と呼ぶことがあります。)
他の症状としては、頭痛やリンパの腫れなどが見られます。
普通の風邪と違って、鼻水や咳は出ません。
医療機関で処方された薬を服用後、3~5日位で熱が下がります。
そして、
発症のピークの解熱後1週間を過ぎると発疹の後に、
皮向けの状態が見られます。
溶連菌の、
潜伏期間から完治するまでの期間は約1~2週間くらいです。
子供が溶連菌に罹った時に気を付けたいことは?
子供が溶連菌に罹ってのどの痛みがつらい時は、
刺激を与えるような食事はのどの痛みが増すのでなるべく控えましょう。
ゼリーやプリン、ヨーグルト、おかゆ、スープなど
喉ごしの良い食事がお勧めです。
のどが痛く食べたがらない場合でも、
水分補給は忘れない様に気をつけて下さいね。
入浴は、発熱症状がみられなければ可能です。
ただ体を温めすぎると、発疹が痒くなることがあるので
湯船のお湯は温めすぎに注意しましょう。
また発疹を掻き壊さないために、子供の爪は短く切っておきます。
家族感染を防ぐために、
手洗いやうがい、マスクの使用を心がける事も大切です。
溶連菌が移りやすい時期についての記事はこちら
まとめ
子供がのどの痛みや発疹が出てきた場合は溶連菌の可能性が大です。
溶連菌は今のところ予防接種がなく、1年を通して多く発生します。
溶連菌の疑いがある場合は、早めに医療機関を受診して下さいね。
また、病院で処方されるお薬は症状がましになったからと、
途中で薬を飲むのをやめるのは絶対にダメです!
何度もぶり返す恐れのある病気ですので、
薬は医師に処方された通りに、最後まで飲み続けましょう
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