私は花粉症です。
私の両親も花粉症です。
そして、
娘が先日耳の異変を訴えたので耳鼻咽喉科に行きましたが、
そこの医師から、
「親が花粉症だと子供も100%花粉症になります」
と言い切られてしまいました。
なかなかお医者さまって、
100%と言わないのでビックリしました。
ちなみに、私には姉がいますが、花粉症ではありません。
とりあえず、娘は今のところ花粉症まではいかないようですが、
赤ちゃんの頃からアトピーです。
花粉症もアトピー因子が原因で起こるので、
しっかり体質は遺伝してしまっているようです。
花粉症って辛いですよね。
できれば子供には、
この地味に辛い状態にはならずに済ませてあげたいです。
そこで、
子供の花粉症の予防法
を調べてみました。
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花粉症発祥のメカニズム
子供の花粉症の予防を知るためには、
花粉症の正体と、その発祥のメカニズムを
知ることが大切ですよね。
花粉症とは、
体に害のない花粉を、体が異物と認識してしまい、
異物を追い出すために抗体反応が過剰なる状態のことです。
人によって、花粉を異物と認識するかどうかは様々です。
なので、花粉症になる人と、そうではない人が出てくるのです。
では、花粉症はどうして発症するのでしょうか?
花粉症はどうして発症するの?
花粉症が発症するのは
こういう説があります。
人の中には、花粉に限らず
アレルゲン(アレルギー反応を起こす原因物質)
に許容範囲があり、
例えば花粉症の場合、
毎年花粉を吸い続けることで、
アレルゲンの許容範囲を超えてしまった時に、
花粉症を発症すると言われています。
なので、今花粉症ではなくても、
許容範囲を超えたタイミングで花粉症に発症するリスクは、
誰にでもある、ということになります。
子供の花粉症の予防策
先に説明した花粉症発祥のメカニズムを考えると、
子供の花粉症の予防策で最も有効なのは、
なるべく子供と花粉を接触させないということになります。
でも、子供にとって外遊びはとても大切。
小さなころから風邪でもないのに
マスクをして毎日外に出すのもちょっと違いますよね。
それに、
花粉ばかりを気にして神経質に育児をすると、
親子で疲れてしまいます。
しかも、幼児期に衛生的に育てすぎると、
返ってアレルギー発症の確率が高くなると言われているのです。
もう、どうしたらいいのって感じですよね。
「子供を花粉症にしないための9か条」
というものを、理研横浜研究所の谷口克さんという方が
発表されています。
その内容は、
★幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる
★小児期にはなるべく抗生物質を使わない
★猫、犬を家の中で飼育する
★早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす
★適度に不衛生な環境を維持する
★狭い家で、子だくさんの状態で育てる
★農家で育てる
★手や顔を洗う回数を少なくする
というものですが、
家庭内での動物の飼育は、住居環境で不可能な人も多いですし、
可能でもペットを飼う余裕がない人も多いでしょうし、
農家で育てるとか、狭い家で子だくさんとか言われても、
そんなの無理だよ~って思ってしまいます。
託児所だって、金銭的な負担を考えると難しいです。
適度に不衛生という項目ですが、
自分の子供時代は、今の子供たちに比べたら、
物凄く不衛生だったと思います。
道端の雑草で笛を作って遊びながら帰りました。
虫や魚、ザリガニをつかまえる遊びも良くしていました。
手洗いうがい、ごめんなさい、定着したのは中学生になる頃です。
それでも私は花粉症になりました。
子供を花粉症にしないための予防策、
効果があるのかもしれませんが、
花粉症になる時は、なってしまうものなんだと思います。
子供が花粉症になってしまったら
子供の花粉症が確実に予防できるならば、
それは素晴らしいことですが、
きっと、そんな方法はどこにもありません。
大切なのは、
花粉症になってしまってからの対処の方法
ではないかと思います。
現在は、花粉症の治療方法も開発が進み、
舌下免疫療法という、花粉症を完治させるための
治療方法ができたようです。
もしかしたら、この先の未来、
薬で簡単に治せる時代がくるかもしれません。
きたらいいなぁと、花粉症の私は思います。
だけど、それはずっと先の話。
現在でも、しっかり病院を受診して、お薬を飲んだり、
洗濯物の干し方に注意をしたりするだけでも、
花粉症の症状は随分と軽くなります。
子供の花粉症の予防対策をすることも大切かもしれませんが、
もし、子供が花粉症になってしまっても、
自分のせいだと責めたりしないでくださいね。
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