「いびきをかく」
と言うと、おとなのイメージが付きまといますが
子供もいびきをかきます。
たかがいびきくらい・・・などとつい考えがちですよね?
たまにいびきをかく程度なら気にすることはありませんが、
いびきの頻度が多かったり、
呼吸が苦しそうな激しいいびきであれば、
なんらかの病気が原因かもしれません。
子供のいびきが気になるものの、
病院を受診した方がよいのか・・・?
何科に行けばいいのか・・・?
など迷っているママさんもいらっしゃると思います。
そこで今回は、
子供のいびきについて解説
していきますね。
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子供のいびき、原因は何?
子供がいびきをかく原因は様々ありますが、
風邪を引いた時や鼻の疾患を持っている場合、
また扁桃腺が腫れていたりアデノイドが肥大している事が挙げられます。
病気の風邪や鼻疾患が原因であるいびきは、
病気が治り鼻づまりが治まれば改善されるのでそれほど心配はいらないでしょう。
扁桃腺やアデノイド肥大は、
気道がせまくなっている為呼吸が苦しくなっていびきが起こります。
子供のいびきの原因として一番多く考えられているのが、
扁桃腺の腫れやアデノイド肥大と言われています。
扁桃腺やアデノイドの肥大は、
決して珍しいものではなく、
赤ちゃんから学童期の子供に多くみられます。
4~6歳で大きさがピークになりますが、
その後成長につれて徐々に小さくなっていく器官です。
新生児から乳幼児期にアデノイドが大きくなるのは、
免疫作用を強めるために起こることなので、
それ自体は異常なことではありません。
ただし、
大きくなりすぎることで気道が狭くなり、
呼吸困難などの合併症などを起こすことがあります。
いびきの他に気を付けるべきポイントは?
子供のおだやかないびきは問題ありませんが、
激しいいびきはアデノイド肥大症が原因の
睡眠無呼吸症候群の可能性があるので、
気になる時はお子さんのいびきや状態をチェックして下さい。
激しいいびきをかく以外に下記のような症状はありませんか?
・睡眠中に呼吸が苦しそう
・日中にボーっとしていることが多い
・口呼吸が多い
・集中力に欠ける
激しいいびきは、十分な睡眠が取れていない証拠です。
成長期の子供にとって睡眠はとても大切です。
適度な睡眠がとれないと、子供の成長にも影響していきますので注意が必要です。
子供のいびきが気になる時、何科を受診すれば良い?
気になるポイントがいびきだけならば、耳鼻咽喉科をお勧めします。
何故なら子供のいびきは、
耳鼻咽喉系が原因のケースが多いからです。
小児科でも診察してくれますが、
耳鼻咽喉科を始めから受診した方が詳しく分かりますし、
せっかく小児科に行ったのに「念の為耳鼻科に見てもらって」とも言われかねません。
なるべく病院のはしごは避けたいですよね。。。
いびきや耳鼻咽喉系以外に気になる症状がある時は、小児科でも良いでしょう。
まとめ
激しいいびきの場合は、病気の可能性があるものの、
子供にとっては気が付きにくいです。
お子さんがいびきをかいた時は、大人の方が注意して観察してあげて下さい。
激しいいびきは、早めに病院を受診して下さいね!
また、病院を受診する際に、
子供がいびきをかいている音声や動画を持っていくと、
先生にもいびきの状態がわかりやすく伝わるのでおすすめですよ。
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