子供にとっては楽しいイベントのひとつであるクリスマス。
クリスマスはケーキを食べて、
次の日の朝にサンタさんがプレゼントを持ってきてくれる日。
子供が小さなころは、それで充分かなと思っていたのですが、
成長した小学生の子供から、
「ねえ、クリスマスってどんな意味があるの?」
という質問をされてしまいました。
「え、えっと~…、イエス様のお誕生日?(^_^;)」
「え?イエス様ってだれ?」
「…ちょっと後で良く調べとく」
ああ…なんて無知な私…( ;∀;)
ということで、今回
子供のためにクリスマスの意味を調べた
ので、せっかくなので、皆さまにもお伝えしたいと思います。
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クリスマスの意味とは?
クリスマスの意味を子供に説明するには、
親がクリスマスとは何かをまずは正確に理解することが大切!
ということで、調べてみました。
クリスマス。
英語で書くとChristmas。
実は、これって
「キリストのミサ」(Christ)(Mass)という意味なんですって。
ちなみに、
ミサとは「感謝の祭儀」という意味なのだそうです。
なので、言葉をそのまま読み取ると、
クリスマスとは、キリストに感謝の祭儀をする日
という意味。
クリスマスはキリストの誕生を祝う日=キリストの誕生日と思っていましたが、
実はキリストの誕生日が何日なのか、
正確な日付はわかっていないそうです。
クリスマスパーティーはクリスマスイブに行われることも多いですが、
イブとはEve、すなわちイブニングの略なのだとか。
大昔に使われていたユダヤ歴というものがあるのですが、
ユダヤ歴では、日没から1日が始まるので、
クリスマスはクリスマスの前夜、
クリスマスイブから始まっているということなのだそうです。
こうやって、改めて調べてみると、
子供の頃から当たり前に楽しんでいたクリスマスには、
自分が知らない色々な意味がありました。
クリスマスに欠かせないサンタさんの由来は?
クリスマスの意味を子供に説明するためには、
サンタさんの存在は欠かせませんよね。
子供にとって、クリスマスの意味よりも、
むしろプレゼントを運んでくれるサンタさんの方が重要なんですから(^_^;)
サンタさんの由来ですが、
なんと実在する人物がモデルなのだそうです。
その人物とは、聖ニコラスという司祭様。
ニコラスは裕福だったので、貧しい人や困っている人に、
人知れずプレゼントを贈っていたそうです。
人知れず、黙って窓からお金を投げ込んでいたのだとか。
そのお金がたまたま靴下に入ることもあったのではないでしょうか。
これが、クリスマスプレゼントを貰うために
靴下を用意する起源とも言われています。
ニコラスの行いは、カトリック教によって、
クリスマスのお祝いと結び付けられるようになったのですが、
19世紀に入った頃に、サンタクロースの物語が誕生し、
これを境に、サンタクロースはトナカイのソリに乗って、
煙突からやってくるというイメージが定着したそうです。
クリスマスの本当の意味を子供にどう伝える?
う~む、クリスマスの本当の意味を調べましたが、
物凄く奥が深く、
そして
今までの子供のクリスマスのイメージとは違うものでした。
なので、自分なりに整理して、
小学生の子供にはこのように説明することにしました。
『クリスマスの本当の意味は、
キリスト教の一番偉い神様、キリスト様の誕生をお祝いすると同時に、
キリスト様に「ありがとう」の気持ちを伝える日なんだよ。
日本ではキリスト教の人が少ないけど、
元気に毎日暮らせることに感謝して、
そのことを楽しくお祝いする日として広まったみたいだね。
クリスマスに欠かせないサンタさんだけど、
大昔ニコラスさんという司祭様が貧しい人にプレゼントを贈っていたのが、
サンタクロースの始まりなんだって。
ニコラスさんはもうとっくに天国に行ってしまったけど、
その優しい気持ちがサンタクロースになって
子供たちにプレゼントを贈っているんだよ。
だから、感謝の気持ちを忘れない良い子には、
クリスマスにプレゼントが届くんだよ。』
一応、小学生の子供は、「そうなんだ」と
一通り話を聞いて納得してくれたようです。
まとめ
クリスマスの本当の意味は、
キリスト様の誕生を祝い、感謝をする日ですが、
子供に説明をする時は、夢を与えられるように、
少し脚色して説明しても良いと思います。
クリスマスやサンタクロースの意味や由来がわかる絵本もたくさんあり、
クリスマスが近づくと、書店にたくさん並ぶので、
絵本を読みながら、その意味を子供に伝えるのもオススメです。
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