子供の乳歯は何本?心配される先天性欠如!

02.252016

この記事は2分で読めます

子供の乳歯は何本あるかご存知でしょうか?


成長すれば乳歯が抜けて永久歯が生えてくるので、
子供の乳歯が何本あるのか、あまり関心がない親が多いと思います。


しかし近年、
先天性欠如の子供が多く、
乳歯の本数がもともと少ない子供が増えていることが発表されているのです。


これは、日本小児歯科学会が
全国の7歳以上の子供約1万5千人を調べた結果で、
10人に1人の割合で永久歯が生えない子供がいる
ことを発表しています。


そこで今回は、
乳歯から先天性欠如である場合と、
永久歯だけが先天性欠如の場合の治療法

について調べてみました。

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子供の乳歯、先天性欠如の治療法は?


子供の乳歯は何本あるか知っていますか?

子供の乳歯は20本あり、
永久歯は(親知らずは含まない)28本に増えます

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子供の乳歯の本数が足りない先天性欠如の場合、
顎のバランスや咬み合わせが悪い場合のみ応急処置程度の処置を行い、
咬み合わせが悪くなければそのまま経過をみていきます。



中学生くらいになると永久歯が生え揃う成長期に入り、
本格的な矯正治療をすることができます。


治療法としては、
乳歯や永久歯を移動させて隙間を閉じ、
歯並びを改善させていく治療を行います。


乳歯から先天性欠如であることが分かると、
子供の成長期に合わせて治療を行いやすく、
歯も移動しやすいので計画的に治療を進めていくことができます。



永久歯だけの先天性欠如の治療は?


永久歯だけ先天性欠如になる方も増えており、
矯正の適齢期に抜歯をするタイミングを逃してしまう方も多いようです。


30歳以降に治療を行う場合は、
乳歯が自然に抜ける場合と咬み合わせが悪い場合が出てきますが、
そのような場合、インプラントやブリッジや入れ歯などで
咬み合わせの治療を行う方法
があります。


乳歯の時は特に問題は見られなく、
永久歯から先天性欠如になる場合は、
治療開始が遅くなってしまうケースが多く、
時間もお金も掛かってしまうケースがあります。


乳歯の本数が大丈夫でも、
永久歯の本数や咬み合わせがおかしいこともあるので、
早めに歯医者さんへ行き、問題がないか診てもらうと良いでしょう



子供の乳歯、無理やり抜かない方がよい?


子供の乳歯は、
グラグラし出すと気になって無理やり抜いてしまいたくなる場合があると思います。


すぐに抜ける場合は良いのですが、
なかなか抜けないのであれば、無理に抜く必要はありません


先天性欠如の治療を行っている方は、
歯医者さんと相談をして、タイミングを見て抜いてもらうのが安心です!


乳歯の根は、
次第に永久歯に吸収されていき、自然に抜けるようになっており、
無理に抜いてしまうと、歯並びが悪くなる可能性が高くなります


乳歯が残っているのに永久歯が生えてくる場合もありますが、
このようなときも歯医者さんへ行き、乳歯を抜いてもらうと安心です。
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永久歯は、一生に一度しか生えてこない大切なものなので、
乳歯の頃から歯のお手入れをしっかり行っておくことが大切です。


万が一、先天性欠如であっても、
成長期に合わせて治療を行うことができるので、
慌てず対処していきましょう!

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