子供の生理の始まる時期と、
その後の身長の伸びについて、
深い関係があることをご存知でしょうか?
今回は、
子供の生理と身長の関係
について、お話させていただきます。
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子供の生理はいつごろ始まる?
体の成長の事なので、もちろん個人差がありますが、
子供の身長が150cm、体重が40kgを超えたころに、
生理を迎える場合が多いようです。
年齢で言うと、10~14歳の間に初潮を迎える子供が多いです。
これは目安ですので、
身長や体重だけではなく、
胸の膨らみや、おりものなど、
前兆は体全体にあらわれますので、
そろそろかな?と思ったら、子供と一緒に準備をして、
大人の体になる意味を話す機会にすると良いでしょう。
子供の生理が始まると身長はあとどれくらい伸びる?
子供の身長は、両親からの遺伝要素が最も高いと言われていますが、
環境による因子もあります。
乳幼児期は、子供が食べる食事量や栄養による影響が強く、
その後から思春期までは、
成長ホルモンの分泌が身長の伸びに大きく関係しています。
昔から寝る子は育つと言いますが、
子供が十分な時間ぐっすりと深く眠ることにより、
成長ホルモンの分泌が促され、
すくすくと大きく育つという真実を突いているのです。
子供の身長の伸びに重要な成長ホルモンですが、
子供が初潮を迎える時期と、
成長ホルモンの分泌のピーク時の時期が同じなのです。
そして、初潮を迎えると、
徐々に成長ホルモンの分泌は減少します。
更に、女性ホルモンには、
身長の伸びを抑制する働きもあるため、
子供が生理になると、
身長の伸びが緩やかになり、やがて止まってしまうのです。
子供の生理が始まってから、
その後身長が何センチ伸びるか個人差はありますが、
一般的に10センチメートル前後と言われています。
そして、子供が生理を迎えてから
3~4年程度で、身長の伸びは止まってしまうのです。
あまりにも子供の初潮が早い時は要注意です
生理は子供の体の準備が整ったら始まるものですが、
あまりに早い時期に第二次性徴の傾向が見られたら注意が必要です。
思春期早発症というものがあります。
健康的には特に問題がなくても、
思春期が早く来てしまうため、生理後身長の伸びが止まってしまい、
低身長になる危険性があったり、
まだ心は子供なのに、体だけ早くに大人になることで、
子供本人が気にしてしまい、
気持ちが不安定になってしまったりするなどの
問題が出る場合があります。
また、非常に稀なことではありますが、
脳の一部に異常が見られ、
第二次性徴が早く促進されてしまう場合もあります。
子供の生理が早くても、何の問題もないことも多いですが、
子供の第二次性徴があまりに早いと感じた時は、
まずはかかりつけ医の小児科の先生に相談すると良いでしょう。
子供が生理を迎えると、初めのうちは、
子供が戸惑うことも多いと思いますが、
女性の先輩として、母親として、
しっかりフォローしてあげましょう。
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